コマセを多めに詰めることができる細い針金を編んだタイプのビシを使っているのだが、針金の隙間に挟まったコマセカスの掃除が面倒臭いし時間はかかるしでイラッとする。塩素系漂白剤を濃い目に入れた水に一晩漬けておくだけで、コマセのカスは溶けてなくなることを発見したよ。
大雑把に掃除するのにはそれほど時間はかからない。船上で海水で軽く洗い、桟橋に付いてから水道水で洗い流せばほとんどのコマセカスはなくなる。ただし、細い針金の編んだ部分に入ってしまったコマセカスまでは取れない。歯ブラシでこすったり、爪楊枝で取っていくしかない。熱湯を掛ければ取れやすくなると教わったりもしたのだが、キッチンブリーチという塩素系漂白剤を使えば手間なしで掃除が完了することに気付いた。
船宿でだいたいきれいにしておいた状態のビシがひたひたに浸かるくらい水を張って、キッチンブリーチをかなり濃い目に(キャップ2杯くらい)入れておく。そのまま一晩放置しておくと、翌朝には針金にからんでいたコマセカスはきれいさっぱり溶けてなくなっていた。キッチンブリーチならボトル1本を100円以下で買えるのでコスト的にも問題なし。唯一の不安は使えないものの1つとして「金属製の容器」と書かれていたことだが、気にしない方向で。
著者: へた釣り