禁煙二年生進級の記念品に買ったシマノのロッドホルダー「ブイホルダーSP」が届いた。早速箱を開けてみたのだが、急にV字に開いたりといったギミックやプラスティックと金属の組み合わせがある懐かしいオモチャを連想させる。子供のころ遊んだ超合金のロボットだ。超うれしい。
子供のころは、ゲッターロボやマジンガーZといったロボットアニメの全盛期で、誕生日などにおねだりして買ってもらっていたのが超合金のオモチャである。超合金というからには子供の手にはズシリと重く、ロボットらしくてうれしい。関節が動くだけでなく、ロケットパンチなどのバネ仕掛けのギミックもあった。「ブイホルダーSP」を手にした感想が超合金のオモチャみたい!!だったのは、シマノの意図するところではないのだろうが、けなしているわけではなく喜んでいるのだからご容赦いただきたい。
下部にあるツマミを抑えると船べりに固定するためのネジがガシャリと下に落ちてくる。もう一度ツマミを抑えながらネジを上げ、船べりに軽く固定してからネジを締め込んでいくことで船べりにしっかり止まるという構造。今使っているロッドホルダーより固定にかかる時間は大幅に短縮できる。竿受け部を立てることでV字型にトランスフォームする。一本足のロッドホルダーだが、V字の部分が船べりに当たることで2本足相当の安定感があるんだと思う。いちいちガシャンガシャンって感じでギミックっぽく動くのがうれしい。船べりに取り付けるだけでニヤニヤと楽しめそうである。
ロッド側は3Sサポートというパーツを使って固定する。ちょっと装着の仕方にクセがあるが、慣れればそう問題はなさそうだ。海明スペシャルなどの細いロッドは「ホールドポジションスペーサー」を使って固定することになるのだが、同じ寸法で作られているので、はみ出し部がなく気持ちいい。アカムツ用の竿など太めの竿はそのまま固定できた。竿の径によって使い分けられるように2種類のパーツが入っていたがへた釣りが使う竿なら細い方だけで全部固定できそう。
著者: へた釣り