祝い膳というのはそういう物なんだろうが、お節料理は糖質たっぷり。なんとか対策を練らないと新春早々食うもんないよぉ~っとひもじい思いをすることになる。2015年残る2戦のテーマは自力でお節料理を豪華にする。27日には宇佐美にてカイワリ五目、30日にアマダイで釣り納めの予定。
カイワリ五目とアマダイは、かたやアミコマセを使ったウィリー、かたやオキアミ餌での底狙いと釣り方は違うが釣れる魚は共通している。豪華食材調達のチャンスが2回あると考えればよい。お刺身の狙いは当然、カイワリ。関東では正月のお刺身といえばマグロだが、関西出身なのでブリ(ハマチ)の方が好みだ。ブリとカイワリを比べると、カイワリの方がさらに好みだったりするので、カイワリのお刺身を正月から食べられれば文句なしのように思う。
正月の朝はお雑煮。残念ながらお餅は糖質的に超NG食材なので食べられない。妻に確認すると、雑煮はおすまし仕立てで作る予定だという。となるとお餅の代わりにおすましに入れて美味しそうな物……軽く皮側を炙ったアマダイなんぞを椀種にしちゃえばお餅がなくても大満足なんじゃないかと。吸い地は同じでお餅を焼くついでにアマダイを焼いてもらえば、手間を増やすことなく美味しいお吸い物が飲める。
本命ではないが、釣れたらキープしようと考えているのが25センチ以下のタイ。尾頭付きの塩焼きにすれば、お節の膳のグレードが急上昇するはず。宇佐美ではマダイ、チダイも結構(日によってはカイワリよりもたくさん)釣れるので、家の魚を焼くコンロに収まるちょうどいいサイズが釣れるのを祈るばかり。最悪、アマダイのゲストで釣れるキダイを尾頭付きの焼き物にできればいいかなぁっと考えている。
あわよくばで狙っているのがオニカサゴ。ほかの魚の調達がうまくいったら身餌を使って、お鍋用にオニカサゴも欲張ってみようと考えている。オニカサゴ用の仕掛けと餌は一応持って行くつもり。欲張りすぎだろと言われれば確かに欲張りすぎなんだけど、1釣行でアマダイ、カイワリ、オニカサゴの大三元を達成したこともあるので、全く可能性がないわけではない。
著者: へた釣り