かつて愛されてたような気がするなんてことはもう忘れる。片手間にやってもなんとなくで釣れてから勘違いしてただけ。カワハギを終えたら年末から来年1月にかけてはアマダイとの愛を育む月間にしよう。難しい釣りではない気がする。やるべきことをやればアマダイは応えてくれる?
カワハギと釣期が重なるため、どうしても片手間でタイミングが合えばやってみるというサブの釣り物になっているのがアマダイ。それでもそこそこは釣れていたので、アマダイには愛されているといい気になっていたわけだ。カイワリ五目やウィリー五目でも狙えば結構いい頻度で釣れる魚という認識だった。いい加減な釣り方でたまたま上手く行っていただけのマグレがいつまでも続くはずもなく、次第に釣果が出なくなっていき、ボウズを食らうこともしばしば。
一度仕切り直そうと決める。まずは小突き釣りに固執するのを止める。ゲストだらけになっても小突きまくって魚信があった方が楽しいという発想を止めることにする。アマダイの活性によっては誘い過ぎない方がいいこともある。貧果に沈む日は誘い過ぎない方がよかったとあとで教わることになる。その日の活性を見極めて、誘い重視からタナをキープして執拗に待つなど釣り方の使い分けができるようになりたい。
アマダイが勝手に掛かる(らしい)天秤を買った。形状記憶合金の天秤と何が違うの?という指摘があったので、同じアーム長の物(リーディングアーム1.3-400)と比べてみたが、確かにその差はよく分からない。フラット天秤 ライトアマダイ400の方が少しだけアームの張りが強いかな?って感じ。誘い重視のとき用にチドリ天秤の「No305式SH型アマダイ天秤」も購入。これまで使っていた弓型天秤も含めて、この4つの天秤で何が違うのかチェックしてみようと思う。
魚の食い込みを重視するなら、天秤ではなく竿を柔らかい物に変えるのがよいという指摘も受けた。アマダイはウィリー用に買ったカイメイスペシャル(海明)30-210で釣ることが多かった。7:3調子なので、小さな餌取りに知らないうちに餌をかすめ取られるということはない。40センチ超のアマダイを掛けてもしっかり曲がってやり取りできるので、竿はこれでいいと考えていたのだが、低活性時対策にもっと穂先が軟らかいライトタックルを持って行くべき? ライトゲームBBなら仕舞寸もカイメイとほぼ一緒なのでまとめて持って行きやすい。一度試してみよう。
羽田・かみやのアマダイはPE2号以下の場合は、オモリ50号。50号のオモリは標津沖の小突きカレイ用に集めた物があるので、これを流用している。カレイ用なので基本全部派手系。小突きが効果的なときは夜光系のオモリが効くような気がする一方で、ゲストを寄せすぎて餌持ちが悪くなっているという可能性がある。1個だけ無垢のオモリを購入しておいた。いろんな状況に対応できる準備をしてみたつもり。
著者: へた釣り