佳肴求めて鴨川沖へ。クエ・クロムツ・アカハタでえっへん♪釣行でクエをタモ取りしてくださった仲乗りさんが「モロコ」と教えてくださったのだが、何のことか分からなかった。「クエ」と言い直していただいてやっと、やったぁ~と大喜びできた。関東圏&伊豆諸島ではモロコと呼ぶと知る。
海水魚の標準和名は関東での呼び方が採用されていることが多い。関西での呼び方を採用するとカワハギはマルハゲだし、ウマヅラハギはナガハゲ、カサゴはガシラで、アマダイはグジだ。最近は標準和名で売られるようになったが、昭和の魚屋さんでは普通にハゲ・ガシラ・グジが売られていた。関西育ちのへた釣りにとってモロコは淡水に棲む小魚のことで、船上で立派なハタ科の魚をモロコと教わっても反応できなかった。美味しんぼのおかげで九州ではアラと呼ばれることは知っていたが、モロコは知らなかった。クエといえばクエ鍋にして食べるもので冬が旬と思っていたが、年中を通して味に大きな変化はないようだ。産卵後に食欲旺盛になる夏から秋のクエが旬とする意見も。とすると…相当期待してもいい? 40センチとサイズがサイズだから期待しすぎない方がいい? 何日寝かせてから食べようかと悩み中。
著者: へた釣り