宇佐美・治久丸のカイワリ釣りの主戦場は初島沖の水深95メートル前後だが、夏場になると水深50メートル以浅のポイントも攻めるようになり、五目釣りが楽しめるようになる。普段はカイワリ以外が混じるポイントに行かれるのを嫌がるくせに、夏の浅場シーズンだけは五目釣りが楽しい。
夏休みになると電車が混んで行きにくくなるので、6月下旬か7月初旬には宇佐美へカイワリプチ遠征をしたい。初島沖だけでなく、港近くの漁礁周りや陸地寄りのポイントを攻めるようになると、アジ、イサキ、メジナ、カマス、ウルメイワシ、メバル、カワハギなどが混じり始める。ウィリーで多彩な魚を釣り分けるのが楽しい。十五目釣りなんてことも!! 漁礁で釣れるとうれしいのがカンパチ(ショゴ)だ。小型のアジをまず掛けてそのままアジの食ってくるタナより上にゆっくり巻き上げると竿を引っ手繰るような魚信が出る。アジを一飲みする魚の正体はアタリならカンパチ、ハズレはイナダ。治久丸の釣果報告を見ていると、イサキやアジが混じると報告され始めていた。そろそろ浅場シーズン?と予想していたが、昨日の報告ではついに「カンパチ狙い」なる文字がっ!!
著者: へた釣り