小田原漁港でブリ・ワラサが豊漁で平均7キロのブリが1日に4500匹水揚げされた日もあったそうだ。こんな時期に?と調べてみたら、冬に獲れる寒ブリが旬なのは日本海側でのことで、関東では春のこの時期に獲れる春ブリが旬なんだそうだ。ワラサ釣りは晩夏~秋がシーズンなのはなぜ?
相模湾で春ブリが旬なのは、ブリが好んで食べるカマスの群れが湾に入ってきており、その群れを追ってブリも入ってくるかららしい。カマスを釣ってそれを泳がせてブリを狙うという釣り船もあったようだが、今年はカマス→ブリでは出船していなかった。相模湾のカマス釣りは水深200メートル前後を狙う。ブリもその層を泳いでいるんだと思われる。東京湾と相模湾は三浦半島を挟んですぐ隣のはずなのに東京湾口にワラサが入ってきて釣りのターゲットとなるのは晩夏~秋にかけて。20メートル以浅のポイントで釣れるようになる。春はカマスを追っているグルメなブリ・ワラサは、秋は何の群れを追いかけてと東京湾口に来るんだろう?
著者: へた釣り