シロギス釣りは浅い水深で釣れる夏場が盛期だが秋が深まり水温が下がり始めると水深15メートルくらいに群れが集まりこれを落ちギスという。冬になるとさらに深場に落ちていくのだが、水深20メートルで釣れる越冬ギスが最近好調であるらしい。束釣りに迫る釣果が報告される日も。
越冬と言われると水温が安定している深場に落ちてじっとしている(=活性が低い)し、餌も取ってないので脂の乗りもよくないのでは?と想像していたが、どうやらそうではないらしい。水温が22度以下になるとシロギスは産卵をしなくなるため脂の乗りは夏に釣れるものよりよいという人もいる。産卵期以外のシロギスは積極的に餌を追わなくなると聞いたことがあるが、半年以上絶食しているわけではなくちゃんと餌を摂っている。だから釣れている。半日アジでお世話になっている横浜黒川本家のすぐ横にある広島屋が「シロギス釣りには熱い情熱」ありとのことなので、行ってみようかな。
著者: へた釣り