人生最大の47センチを含むオニカサゴを8匹も持ち帰って、連日連夜のオニカサゴ食べ放題実施中♪ 初日は歯を弾くようなプリプリ食感。3日目あたりから身に旨みが回ってきたが…まだまだ旨みは増していきそう。昨夜は家族がそろったのでたっぷりのアラから出汁を取ったお鍋をつつく。
釣れたのが1匹、2匹だと絶対にできない贅沢がオニカサゴのほぼ活き造り。歯を弾くようなプリプリの弾力を楽しむ。脂は十分に乗っており身の表面が少しテカって見える。ただし旨みはまだ十分感じられない。醤油をつけると醤油の味に負けてしまうが、塩を少しだけつけて食べると、ほのかな甘さが感じられる。初日はほかにも胃袋を湯がいた珍味で祝杯をあげた。
3日目くらいから熟成が進みだして身の旨味がしっかり感じられるようになってきた。この日は釣りたてのイサキもあったので、オニカサゴ&イサキの二種盛りに。両方白身の魚だが旨味の方向性が違うのでこの組み合わせはありな気がした。旨そうな魚が釣れたら飲むと決めているとっておきのお酒、文佳人 夏純吟 うすにごり生と一緒に。オニカサゴが美味しかったのは当然として、剣崎イサキも最高の脂の乗り。おらが釣り場のイサキは美味いっ!
釣れたオニカサゴが1匹だけだったら絶対にお鍋にして食べる。中骨や頭から上品なお出汁が取れるので、それで煮込んだ野菜や豆腐だけで十分に美味い。身は足りないことが多いが…今回に限れば身はたっぷり。アラもたっぷりあるのでお出汁の濃厚さもグレードアップ。身厚なオニカサゴの半身を家族全員に。いつもは一切れ、運がよくて二切れしか当たらないので幸せすぎる。お鍋はあと1回、2回は楽しめそう。
ヒレ酒用のヒレも作成中だが、ヒレ酒なんてそう頻繁に飲むものではないので、この量……1年分はありそうな気がする。贅沢にヒレ酒1杯作るのにヒレ2枚とか使っちゃおうかなぁなんて贅沢なことを考え始めている。夏のオニカサゴの欠点がこれだな……ヒレ酒味わいたいけど飛びきり燗はちょっとこの季節は…。。
著者: へた釣り