首都圏の緊急事態宣言が解除された。たがを外してコロナ禍以前の状態にというわけにはいかないが、外出自粛要請を守って2カ月半我慢した釣行くらいは許されるはず。明日は金沢八景・一ノ瀬丸から遠征ウィリー五目。不安なのは電車で自粛警察にからまれないかなぁだったり。
復活の日釣行は、とにかくたくさん魚が釣れる釣りをということで遠征ウィリー五目を選んだ。オキメバルを中心に、釣れるものをとにかく釣るというウィリーの、そして五目釣りの醍醐味を味わえる釣りだ。カイワリやアマダイ、チカメキントキなどの高級魚込みでクーラー満タンを狙える。ストイックさとは無縁の(はずの)賑やかな釣り物である。行きがけの駄賃的にマダイを狙ったり、少し深いポイントでメダイを狙うこともあるようで……持っていく仕掛けの数がものすごいことになってしまった。基本はウィリー+先針の空針1本の仕掛け。
2カ月半ぶりともなると準備の段階から、何か忘れ物をしているのではないかと不安になってくる。いつもより慎重にあれを持ったこれを持ったと確認しながらの荷造り。竿とリールさえあれば釣りはできるし、タックルだって借りればなんとでもなるのだが思い描いた通りの釣りをするには何一つとして忘れてはいけない。忘れ物をした日は釣果が悪いというジンクスがあったりする。釣り具だけでなく動画や写真の撮影道具も一つ一つチェックしながら詰めていく。
釣り方は忘れてないと思う。釣果は魚のご機嫌次第だが、洲崎沖の遠征ウィリー五目で壊滅的な釣果に沈んでしょんぼりした経験…ないわけではないが頻度は低い。釣果以上に不安なのが、電車内で自粛警察の人にからまれないかぁってことだったりする。京急線で金沢八景まで行くことになるのだが……竿とクーラー持参だと怒られたり……しないよねw
著者: へた釣り