6月の最後の週は恵比寿・えべっさんのK藤店長とその師匠であるカズ名人らとマゴチを釣りに行く約束なのであるが……羽田・かみやが今週末でマゴチ乗合を終了すると告知した。暑くなって餌となるエビが死ぬせい? マゴチの産卵が始まって釣れなくなる時期だから? まだ大丈夫?
大好きなワインとチーズを楽しみたいのでお酒は家で呑むことが多いがたまに外で飲む機会があると寄っているのが恵比寿駅近くにあるお好み焼きのえべっさん。K藤店長はお店に釣果写真を貼っているほどの釣り好き。酔っぱらって釣りの話をできるので居心地がよく、ついつい長居をしてしまう。呑んだくれて最後の客になんてことも……。釣り人が集まれば当然、一緒に釣りに行きましょうという話になるわけで、6月の最終週にマゴチに行きましょうという約束になった。気ままに釣り物を決められる単独釣行を好むが、たまにならみんなで賑やかな釣行も悪くない。
この時期のマゴチで不安なのが産卵が始まっていないかということ。マゴチは水温の上がる3月ころから釣れ始め、産卵期である4月から6月にかけて浅場にのっ込んでくる。水深10メートル以浅で釣れるようになるとシーズンだ。そんなマゴチが産卵が始まるとぱたっと釣れなくなる。かみやのデカッw船長はここ最近苦戦しており、船中2本に終わった6月17日の釣果報告には「産卵期突入なのか」と書いている。金沢八景・一之瀬丸のマゴチもトップこそ数は出ているがスソはボウズのことが多く食い気のあるマゴチは潮先の超人さんが全部持って行ってしまっている可能性も……。
みんなで賑やかな釣行のはずが黙々とタナを取り直しているだけで1日やって盛り上がるシーンは一度もなしなんてことはできれば避けたい。マゴチ乗合がお休みになる理由には、産卵食い渋り以外に、暑くなってきて餌のサイマキエビが死んでしまうためだったり、デカッw船長はタチウオ船も担当するのでマゴチよりもタチウオの方が釣客が集まりそうだからというだけのこともある。東京湾のマゴチは産卵(釣れない時期)始まった? まだ大丈夫?
著者: へた釣り