1度使うとハンドルを回してもスプールが回らなくなるフォースマスター400。シーバス師匠から教わったリールのモーター部分を水中に浸けてスプールを回すという荒療治を、どうせ故障中だからとダメ元でやってみた。今日が2週間目。ハンドルを回してみたら……スプールも回ったぞ!!!!!
原理的にはスプールが回らなくなったら水をぶっかけながら糸を引き出していると直るのと同じ。モーターにスプール軸周辺にあるベアリングなどに入ってしまった塩を洗い流せば、スプールが回転しないというトラブルは回避できる。釣行後に液晶部分が水没しないようにハンドル側を洗面台などに溜めた水の中に水没させる。クラッチを切って10メートルくらい糸を引き出す。リールを水没させるのは故障の原因だと思っていたが、シマノ公認のメンテナンス方法だ。
フォースマスター400を最後に使ったのは5月7日のウィリー五目釣行。その日の夜に水没メンテをしたので、ちょうど2週間経ったことになる。どうせダメだろうと思いつつ、ハンドルを回してみると……スプールがちゃんと回った。ちゃんと回るのが当たり前なんだけど、これまで2週間も放置しておくと回った験がなかったのでビックリだ。と同時にこれまで何度も無償で修理してもらっていたフォースマスター400の不具合の原因はもしかして……メンテナンス不足だったってことになる? シマノくん…ゴメン!!
この水没メンテナンスは、フォースマスター400は釣行後毎回やるとして、ほかの電動リールにも、手巻きでもスプールを取り外せないタイプのリールにも効果的だと思われる。深場で使っているフォースマスター3000MKやイサキで使うバルケッタCI4+などはシーズン終了のタイミングで一度水没させちゃうといいような気がする。
著者: へた釣り