修理にずいぶん時間がかかるなぁと愚痴っぽいことも書いたが、理由があった。今回は上州屋・渋谷店の神対応でいつもより念入りに修理してもらえた上に修理費も無償にしてもらえた。症状に対応するだけの無償修理では入退院を繰り返していただけに今度こそ完治したかもと期待。
修理から戻ってきて一度目の使用ですぐに不調になり、さすがにイラッとしたので「無償でなければ修理不要」という条件を付けてフォースマスター400を修理に出した。無償で直してもらえなければ、お気に入りのリールではあるが見切り時かもと考えてさえいた。修理に出したのは8月7日。3週間以上経っても修理完了の連絡がないので直してもらえないのかな?と不安になっていたら、上州屋・渋谷店から「修理から戻ってきた」との連絡があった。
戻ってきたフォースマスター400には修理報告書が2枚付いていた。1枚目の日付は8月10日。修理に出して3日後には1回目の修理は完了していた。「『クラッチ不良・スプール回転時異音』につきまして検査させて頂きました所、伝達ギアBのパーツに起因する症状と不具合を確認する事が出来ました」とあり、「PデンタツGB(48)」というパーツを交換してもらえた。このパーツは修理に出すたび交換してもらっている4つのパーツのうちの1つである。修理されて戻ってきたフォースマスター400を確認した上州屋・渋谷店では、この修理だけでは「異音が解消されていないし、すぐにまた不具合を起こす可能性が高い」と判断してくれたようだ。こちらに連絡することなくシマノに再修理を要求してくれた。
2枚目の修理報告書にはこう書いてある。「下記理由の為、該当するパーツを新品とお取り替えさせて頂きました(中略)●メインギア・ピニオンギア・伝達ギアのキズまたは摩耗による回転ゴロツキ・異音の為。●本体内部ベアリングの回転異音の為。」。いつも交換になる残りの3つのパーツ(62、63、64)が今回も交換されていただけでなく、ドライブギア(35)、ピニオンギア(51)とベアリング2個(29、54)も交換してもらえた。報告書の備考欄には有償とあり合計金額も1万2500円と書かれていたが上州屋・渋谷店が交渉してくれたみたいで、無償で修理ということにしてもらえた。
無償修理に応じてくれたシマノも神対応だが、不具合の原因を解消してくれるように再修理に回してくれた上州屋・渋谷店は超神対応だと思う。フォースマスター400は修理に出すたび、同じパーツ(4つのうち4つとも、あるいはうち3つ)が無償交換されて戻ってくるけれど、数回使うとすぐにまた不具合が発生し、修理に出すを繰り返してきた。いつもの4つのパーツ交換では根治的な修理にはなってないということだと思う。故障を繰り返す原因となっているかもしれないほかのパーツを交換もらえたことで今度こそ故障せずに使い続けられるのではと期待が持てる。
上州屋・渋谷店の超神対応に感謝!!!!
著者: へた釣り