昔、ゴルフのやりすぎで指が伸びなくなったなんてことを自慢気に話す人のことを馬鹿じゃねぇの?と思ってたりしたが……へた釣りの左手、中指の第二関節に何これ?なたこができる。シャクリだこと呼んでいる。ウィリーやタチウオで1日中シャクリまくっているこの時期に大きく硬くなる。
竿の握り方、リールのパーミングの仕方が悪いのかと、握り方をいろいろ工夫してみたが、1日、激しくシャクリ続ける釣りをするとこの部分が擦れて、痛くなるのは避けられないようだ。痛くならないようにかばってシャクルとどうも違和感がある。酷いときには皮が破けることもあり、そんな釣行を繰り返していると、少しずつその部分が硬くなっていき、シャクリだこができる。3月の沖のウィリーから始まり、カイワリ、剣崎沖イサキ、そしてタチウオまで始まると1日中竿を動かし続ける釣りばかりになり、シャクリだこはどんどん大きく硬くなっていく。
ジギングをやる人には定番であるらしいイモムシグリップというのをリールシート下部のグリップに装着すれば、シャクリだこができる部分がグリップに擦れることを緩和でき、パーミング性も向上するそうだ。テーピング用のテープを使って自作もできるようだが、自信がないのでM factoryの「ASS いもむしグリップ」を買ってみようかな? メーカーの説明によるとパーミング性を上げるだけでなく、ロッドホルダーに竿を差したときのキズの防止効果もあるそうだ。お値段は1500円くらい。釣り具店で見つけてシャクる釣りで多用するカイメイスペシャルに装着できることが確認できたら買おう。
著者: へた釣り