フィッシングショー2016で手にとってすっかり惚れこんでしまい、ハイギアモデルのスティーレ100XGで釣行すると、パワーギアモデルの100PGが欲しくなる。安いリールではない。オカワリすると宣言してから3カ月。やっと手に入れた。XGにはPE1号を巻いてある。PGにはPE何号巻こうかな。
所有感が大事というのがリール選びのポリシーだ。そのリールを使っているのが誇らしいってことがリールを買うときに大事だと思う。電動リールは銀色に輝くフォースマスターの所有感が抜群だ。手巻きのリールはいろんなメーカーのいろんな物を使ってきたが、とうとう所有感を満たしてくれるシリーズに出会えた気がする。スティーレを短期間に2台も買ってしまったのはそんな理由。気に入ったというレベルは超え、惚れてしまった。
今後、カウンターが必要のない手巻きの両軸リールでやる釣りはスティーレ100PGと100XGを使い分けることになる。カワハギは水深が浅いときはPGで深いときは手返し優先でXGになるかな。マゴチはPGの方が巻き上げが楽だと思う。メバルは最初の一撃さえいなせば巻き上げ速度が速い方がいいのでXG。悩ましいのはタチウオだ。ドラグを締めてのゴリ巻きファイトになるのでPGが有利なような気もするし、水深が深いのならXGの方が楽なような気もする。それではLTアジは? カレイは? アナゴは?と考えるのが楽しい。机上で判断つかなければ両方使ってみてどっちがいいのか決めればいい。
目下の悩みは何号のPEを巻くか。100XGにはPE1号を巻いてあるが、このスプールを100PGに移して、新しいスプールにはPE0.8号を巻くというのがカワハギ釣りでは使いやすそうな気がする。糸のストック量を計算するとPE0.8号なら250メートル巻くことができる。XGとPGでスプールは共通なので、スプールを入れ替えながら使うと、ギア比とラインの組み合わせをいろいろ試せて楽しそうだ。とすると、次に欲しくなるのが予備のスプール。PE0.8号、1号、1.5号をストックしておけば東京湾のほぼすべての釣りに対応できる。スプール組のパーツ価格は7500円+税。次の散財目標はこれかな。
著者: へた釣り