へた釣りなんかに買われたせいで世界一汚いリール扱いされたあげくに、解剖の練習台にされて完全に息の根が止まってしまったエアド100R。壊してやろうと雑に扱ったつもりはないのだが末路は哀れだった。南六郷・ミナミのリールメンテナンスを手掛けるU原工房でゾンビのように蘇るかも?
あまりの惨状を見かねたU原工房からは1年前にもリールのメンテナンスしてあげますよと声をかけていただいてたのだが……そのときは自分でできるもん!!と、差しのべられた救いの手を振り払ってしまった。分解&内部の掃除に挑戦した結果…元リールだった何かを作ってしまった。少し強引に癒着した部品を外したせいで元通りに組み上げることもできずそのまま放置するしかなくなった。物惜しみが激しいのでそのまま捨てずに保管していた。
Facebookへの投稿でミナミの船上で野ざらし潮ざらしの状態で放置されているリールを持ち帰り、見事に修復していくU原工房の巧の技を見た。へた釣りの目にもこれはダメだろ!と思えるリールですら復活するのであるから、バラバラ死体になっているエアドだってもしかしたら…。厚かましいお願いとは知りつつもTKB44決勝では同じチーム・フィーリングなので「エアド持って行っていい?」と聞いてみると、二つ返事でOKとのこと。エアド・ゾンビとなって蘇るかも。へた釣りが余計なことをしてエアドの脳みそをカチ割って復活不可能にしてないことを祈るのみ!
著者: へた釣り