ずっと調子が悪かったエアド100Rが昨日の釣行で本格的にダメになった(バラシた理由をそのせいにはしたくないが、巻いてる最中にゴリッとなった)。脳死した(使い続けられない)と判断して腑分け(分解)することに。ギア側の蓋を開いてみると、ウゲッ!! あまりの汚さに吐きかけたよ。
リールが調子悪そうにしていたのを気付かれたのだろうか? 一之瀬丸の感謝デー釣り大会で隣になったDKOファイナル常連の超人さんに「カワハギなら2釣行に1回は分解してグリスアップしないとダメですよ」と言われる。シーバス師匠ほかの達人さんからも「両軸リールは自分で分解してメンテできないと」と言われ続けてきた。その理由が蓋を開けてみてようやく分かった。汚ねぇ~~~!! リールの内部全体に塩の結晶とドロリとした付着物(グリスとアサリの剥き身汁の混合物?)がべっとり。想像を絶する汚さであった。
問題となっていたクラッチのオン・オフをする機構部(意外なほどに単純な仕組み)にもそんなドロドロがいっぱいこびりついていたのであるからハンドルを回してもクラッチが戻らないのは当然である。その部分の汚れを落としただけでクラッチのオン・オフが随分軽くなった。ハンドルを巻いている最中にときどき重くなり
ゴリッとなる理由はよく分からない。どこかのベアリングが錆びているのだろうか? 目で見て分かる不具合はレベルワインドに回転を伝達するプラスティック製の歯車が何カ所か欠けていたこと。メインのギアの周辺には大きな問題は見つからない&分解が難しそうなのでここは分解しなかった。
一応、内部を掃除して(まだ汚いけど)組み立て直してみた。グリスアップせずに水洗い&綿棒で掃除しただけだが、分解する前よりは多少はよくなっているような気がする。ただしハンドルを回しているときに発生する引っ掛かり&ゴリッとなる症状は直らなかった。レベルワインドの歯車を買い換えれば直るのかな? それとも分解しなかったギア部に問題が潜んでいるのか? よく分からないけど、取りあえず本日は分解に成功し、ちゃんとリールとして機能する状態に戻ったことに満足だったりする。
著者: へた釣り