GW釣り合宿の準備中、どの竿持って行こうかなぁ~と竿を物色していると、スピンジョイ275HX-Tという懐かしい竿を発見。随分長い間使ってなくて不憫なので、合宿行きのロッドケースに入れてみた。仕掛けを簡単に自作できる胴突きちょい投げでメバルやカワハギを狙ってみようかなぁ。
スピンジョイ275HX-Tは15号程度の錘を使ったちょい投げ用の竿。子供用の投げ竿として購入したのだが、錘負荷30号の本格的な投げ竿に比べて、穂先の感度も魚の食い込みもよくお手軽に遊べるので、堤防釣りでは出動機会の多い竿の1本だったこともある。伊豆合宿の堤防にも何度か持って行ったのだが、ゴロタ場なので根掛かりによる仕掛け&天秤のロストが多発し、この2年ほどはその存在を忘れていた。その間ちょい投げは何度かやっているが、ルアーロッドで代用することが多かった。
いつも行く堤防にメバルがいることは分かっている。昼間はウキ釣りで狙える場所ではなく、メバルの1日の移動距離が200メートル以内だとすれば少し沖の藻場周辺で休んでいると思われる。ちょい投げなら十分届く距離である。ただし、根掛かりがすごいので……捨て錘式の胴突き仕掛けをぶっこんでみたらどうだろうと余計なことを思いついたわけだ。ゴロタ場での投げ釣り…テレビで村越正海がメバルやカワハギを釣っていたキャスティズムって確かそんな感じの釣り方じゃなかったかなぁっと。この堤防ではゴールデンウィークに25センチのカワハギを釣ったこともあるので、カワハギだっているはずである。
ケーソンの高さが5メートルくらいあるので、胴突き仕掛けでも仕掛けが寝すぎるということはないはず。2本針くらい枝スを出して、イシダイの仕掛けみたいに親子サルカンで捨て糸を出す。錘は実際に投げてみて狙っている藻場の少し手前まで届くギリギリの重さ(目測では5号だと届かないけど10号なら余裕)でって方針だとどうだろう。合宿前に何度かちょい投げやると予告しているわりに、釣行記にちょい投げをやった形跡がないのは……実は根掛かり→一瞬で終了ってことが多かったから。捨て錘式の胴突き仕掛けならなんとかなる…かも?
著者: へた釣り