東京湾のメバルの開幕日の2月1日は川崎のシーバース( ̄ー ̄)で型・数ともにプチ爆モードだったそうだ。へた釣りが開幕戦で出撃した2月3日も主戦場は川崎のシーバースのはずだった。確かに釣れれば20センチ以上の良型なのだが、魚信の間が空きすぎて粘り切れない感じだった。
船宿のサイトを確認したり、FaceBookやTwitterで同じ日に開幕戦に挑んだ人に釣果を教えてもらうと、川崎シーバース組は苦戦。京葉シーバースに向かった組は、朝一で良型ばかりの爆釣タイムありだったみたい。尺超え2匹釣ったなんて、羨ましいのを通り越して妬ましくさえある釣果を報告してくれる人までw 川崎シーバースにいたメバルが京葉シーバースまで移動しちゃったのかな?と考えたのだが、どうやらそんなわけはないらしい。
メバルの1日の移動距離は200メートルくらいだそうだ。夜になるとエサを求めて堤防などの近くまで寄ってきて、昼になると沖の岩礁や藻場などでお休みする。夜勤の勤め人のような生活をしているらしい。堤防から良型メバルを狙って釣れるのは日没以降だけなのはこのせい。昼間も堤防近くにとどまっているのは15センチ以下で遊泳力がない小メバルだけってことみたい。移動距離の限界を考えると、川崎のシーバースから京葉シーバースにメバルが移動したってことはあり得ない。そもそも移動距離200メートルだとするとシーバースに居着いているメバルは1日中その周辺から動かないことになる。
とすると、メバルは川崎のシーバースにもいたはずなのである。なのに京葉シーバスは好調で川崎シーバースは不調。その原因って何?と考えても、メバルにとっては長距離でも同じ東京湾で10キロ離れているかどうかだから海の状況はそう変わらないはず。釣り船が集結した川崎シーバスに対して、京葉シーバスは釣り人の数もプレッシャーも少なかったってことなのかなぁ? 低水温期のメバルは条件次第でいい目に遭ったり、全くダメだったりするので、川崎と京葉で何が違ったのかすご~く気になる。
著者: へた釣り