スマホを魚群探知機として機能させちゃうアプリ&Bluetoothで通信可能な振動子「deeper FISHFINDER」がなんだかちょっぴり話題になっている。アンドロイド2.2以上、iOS 4.0以上が搭載されたスマートフォンで動作し、40メートルの深さまで魚の大きさを表示させる機能付きで探知できる。
スマホ用アプリ「SMART FISHFINDER」には魚探機能だけでなく、気温、水温などの情報、月齢(潮回り)、位置情報(GPS)などを表示する機能があり、カメラを使えば釣果写真をFaceBookやTwitterにダイレクトに投稿することもできる。肝心の魚探機能は、魚の大きさを表示するアキュフィシュ相当の機能を備えている。画面の表示にある19は19インチで約47センチの魚が海底付近にいますよ~と教えてくれていることになる。スマホでは少々画面が見にくいような気がするがタブレット型ならば立派な魚探になるような気がする。
「deeper」と呼ばれる振動子は釣り糸などで結んで(竿から垂らして?)水面に浮かべて利用する。1メートル防水で多少のショックには耐えると説明されているので、淡水の湖面を想定した設計だと思われる。防水1メートルだと波がある海で使うのは少し無理かな? スマホアプリとの通信はBluetoothで行われ、50メートル離れていても情報を送れるようである(釣りで50メートル必要かどうかは不明)。魅力はなんといってもそのサイズ。スマホよりも小さく手の中にすっぷり収まるテニスボールサイズ。釣りに持って行くのに邪魔になるサイズではない。
アプリはApple App StoreやGoogle Playで8月からダウンロード可能になる予定。deeperは1000個受注があった時点で製造開始になるらしい。定価は199ドルだが、事前予約すると149ドルで購入できるようで、最短での出荷は9月から。試しに「Add Cart」ボタンを押してみたがちゃんと日本にも出荷してくれるみたいだったぞ。送料までは分からなかった。円高だしキワモノ釣り具好きでスマホ大好きへた釣りとしては、入手したくて仕方がないんだけど……スマホ自体の防水機能にも難があるので…どうかなぁ?
著者: へた釣り