9月15日~18日の日程で、アキアジチャレンジ2011に行ってくる予定だ。昨年はアキアジ1匹だけと少々寂しかっただけに、今年こそはと、ムダに気合を入れている。そんなときに届いたのが「アキアジ7本釣ったよ~」という北海道の師匠からの釣果報告。釧路の沖は今年は期待大?
昨年は止別海岸というポイントで2日間砂浜からウキルアー釣り。3日目は釧路の沖で船釣りの予定だったのだが、アキアジの群れが入ってないという理由でアオゾイ釣りに変更になった。アキアジチャレンジ2011も最初の2日間は止別海岸でウキルアー釣り。3日目は繁栄丸から人生初の船アキアジに挑戦できる……はず。気になるのはアキアジの群れがいるかどうか。
そんなときに釧路近辺(幌戸河口という場所らしい)で、師匠がアキアジ7本釣ったという情報が飛び込んできたので期待は高まる。釧路の釣り具屋、武美のブログには、釧路近辺のアキアジ情報が掲載されており、釣果だけでなく、定置網にかかったアキアジの数も公開されている。それによると、「千代の浦沖の定置網 120本(9/10)→380本(9/11)」と、少しずつアキアジの接岸が本格化しているのが分かる。水温がはまだ16度以上あり、15度以下になればさらによくなってくるのではないかと……希望的観測w
今年こそ船アキアジに挑戦できるかどうかは定かではないが、昨年よりはいくらか期待度が高いので、どんな釣りなのかちょっと調べてみた。仕掛けは胴突きで全長7メートルくらい。1.5メートルおきに50センチくらいのエダスが出ている。エダスの先には、ルアーのような発泡パーツとタコベイト付きの針。針に近い部分はウキルアーの仕掛けとよく似ている。ルアーではなくルアー効果がある発泡パーツを使っているのは自重を軽くし海中で自然に動くようにだと思われる。変え針も売られているので、ウィリー仕掛けのようにどの色が上でどの色が下といった具合の釣り人ごとの戦略があるのだろうか?
この仕掛けに250号の錘を付けて、ドボンと落とす。船長の指示ダナまで落としたら、あとはもうひたすら魚信を待つ。特に誘いが必要とかタナを探るとかそういう作業は必要なさそう。タナを広く探るために仕掛けを二連にして15メートルにする人はいるみたいだが……手前マツリしそうなのでへた釣りには無理www アキアジの回遊ポイントの上で回遊してくるのをじっと待つというだけのスローな釣り。魚信は竿先がグンと引きこまれたり、逆に食い上げて竿先が跳ねるように現れる。アワセは竿先に変化が現れたら間髪入れずに電動リールのスイッチを最強にすればいいらしい。アキアジの口は硬いので針が貫通すればバラシは少なそう。ドラグの調整をしっかりしておかないとハリス切れはありそうだけど。
取り込みはタモですくってもらって、すぐに「サーモンバット」なる棍棒で頭を叩いて殴り殺す。殺さないと船上で暴れて危ないから(身に血を回らせないためという説も)だという。アキアジの撲殺に成功したら、クーラーに入れてホッと一息という感じ? 沖で船から釣るアキアジは、イクラはまだ成熟していないので、身を食べる用。1匹釣れば朝食の塩鮭何日分になるだろうか?
著者: へた釣り