煮付け2尾で1皿サイズのメバル14人前に癒してもらい幸せ釣行で釣ったメバルはタイトル通り全部煮付けで食べる気だったが、妻から「子供は飽きて毎日なんて食べないよ」と指摘される。「小さいのはフリット風にしてお弁当に入れる」というのでお任せしたが激うまで夜中に食べ過ぎた。
妻によれば天ぷらは美味しく作るのが、難しいという。冷たい炭酸水で粉を溶いて、粉は混ぜすぎない。揚げる素材によって温度調整…時間をかければできるけど、面倒らしい。そんな妻の天ぷらの手抜き技が、お好み焼き粉を使って作るフリット風。フリットは牛乳やメレンゲを使うのであくまで“風”であるが、お好み焼き粉に入っている山芋のおかげで表面カリッっと中はふんわりとしたフリットに非常に似た揚げ物になる。晩酌のお供にメバルのフリット風を作ってもらったが、衣のカリッと感とメバルの身のほっくり感の対比が抜群で、夜中なのに揚げ物が止められない止まらない状態に。抹茶塩で焼酎のお供に、レモン汁を回しかけるとワインのお供になる。若干食感は変わるがカサゴでも作れそうなので、リリースせずにカサゴも持ち帰っとけばよかったなとちょっぴり後悔。
著者: へた釣り