肝心の二目は抜きで八目釣行で破断したのはチドリ式テンビンのタチウオ用とアマダイ用。80号のオモリには対応しているが海中での抵抗が比べ物にならないコマセ入りビシをぶら下げてシャクるという使い方は想定されてなかった。そういう目で見てみると負荷がかかる部分が細いと気づく。
実はチドリ式テンビンがウィリーでの釣りの最中に折れたのは3度目。全部同じ場所、ビシをぶら下げている方向に向けて曲げてある部分で折れている。シャクるとこの部分に負荷が集中するのだと思われる。実はイサキで使っていた弓形テンビンも一度折れたことがある。このとき折れたのはビシを付けるサルカンが通っていた部分だった。アマダイ・タチウオテンビンともにやや細めの金属で作られており、径はたぶん1.4ミリくらい。ウィリー用のテンビンはこれより太い物でなくてはならない。
できればストレートテンビンがよい。海中でキビキビと仕掛けを動かして、動きの中で魚信を出していく釣りなので弓形テンビンよりストレートテンビンの方が適しているように思う。チドリ式以外にもいくつかストレートテンビンを買ったことがあることを思い出す。タチウオで高切れしまくっていたときに高価なチドリ式の代わりになるテンビンを探して何種類か買った。径は1.8ミリくらいありそうに見えるので強度は増している気がする。チドリ式にあるバランス玉がないシンプルな作りのテンビンなので、不具合があるかどうかは使ってみてチェックする。
著者: へた釣り