タチウオでの高切れだったり、フォースマスター400の不調だったり、想定できているトラブルはショックが少ないが、想定もしていなかった事態が起きると激しく凹む。平成最後?のイサキ釣りで愛用しているテンビンのアームが折れてFLビシをロスト。なんでぇ~と船上で叫びそうになったよ。
ウィリーに魚が触れてきた感触を感知して魚を掛けにいくのがウィリーでの釣りの醍醐味。テンビンの径が太すぎたり、アームが長すぎたりすると感知力が落ちるし食いこみが悪くなる。イサキだけでなくカイワリでもドラグを緩めに設定しクッションを使わないのは魚からのコンタクトを逃したくないから。いろんなテンビンを試したが1.2ミリ径でアーム長さ25センチの物を使うようになった。美咲のスナイプアームがお気に入りだったが倒産してしまったので、ヤマシタのライトテンビンを使うようになった。ウィリーだけでなく浅場のタチウオもLTアジもアマダイも全部このテンビンでやっている。
そんな愛用のテンビンのアーム部分が折れた。根掛かりしたり大きな魚が掛かって折れたのではなく、シャクった瞬間にフワッと軽くなった。折れた部分はアームの中央、ビシを吊るすサルカンが付いている部分だった。折れた部分を確認しても腐食しているといった感じではない。2年近く同じテンビンを使っていたので金属疲労したのだと思われる。テンビンなんて500円以下で買える物なのでケチケチせずに年に1度、イサキの開幕に合わせて買い替えようと決める。
新品のテンビンとビシをストックしてあったので、それを使って釣りを再開したのだが、テンビンの説明書きにとっても気になる一文が……「使用するオモリ・ビシの重さは40号までを推奨します」。60号~80号の、それも水の抵抗が大きそうなFLビシをぶら下げてシャクリまくる釣りでの使用には製品の強度が足りないってことかも。でも、2年近く使って問題なかったし……毎年買い替えるなら問題なく使えるかな?
著者: へた釣り