人間技とは思えない人たちが集うDKOやその他の大会の結果を見て思う。超人の腕を持ってしてもツ抜けが厳しいのが2018年の竹岡沖カワハギだ。竹岡沖以外ならというわけではなく、久里浜の船も竹岡に来ているようなので東京湾全域で相当厳しいのかも。これから良くなるの?
2018年のカワハギ釣りはここまで2戦。1戦目は14匹釣れてTKB寸も75.5(±1)センチとまずまずな釣果だったが、2戦目のお邪魔虫三連星でチーン♪釣行は海がプチ時化状態なのもあってどうもならなかった。宙では全くカワハギからのコンタクトがなかった。底近辺にいる小型のカワハギ&お邪魔虫にはアサリをくれてやらないという、良型狙いの鉄則を守ることができなかった。魚からのコンタクトが欲しくて攻めるタナを少しずつ低くしていき、挙げ句にベラのトリプルを2回も達成する。これではダメだとその直後は良型狙いのタナに戻すのだが、何も起きないことに倦んで、魚信を求めてタナを落としていく。1匹全長勝負の大会で絶対やってはいけない迷走をタイムアップまで繰り返してしまったわけだ。釣行記には「どうもならんなって日の釣りのことは深く考えない」と書いたが、うまくできなかった日に反省点がないということはあり得ない。
数狙いで大事なことはいろんな海況やカワハギの活性に対応できるようにたくさんの引き出しと道具(特に竿?)を持つことだと思う。一方で型狙いで最も大事なことはやりきることだと信じている。へた釣りの場合はピカイチくん、ハギポン、アワビ貼りブレードが勝手に魚を寄せることを信じてあまり動かさず、小型のカワハギやベラなど釣ってはいけない魚が多くいる底近辺にアサリを入れない。これをやりきれば結果は付いてくることが多い。そう分かっていても魚からのコンタクトが全くないままに1時間、2時間と過ぎて行くと魚の手応えを求めてしまう。30分に一度くらいでいいので、宙で魚がアサリに触ってきてくれれば我慢できるのだが…そんなささやかな望みすらかなえてくれないのが2018年の竹岡沖カワハギなのかも? 宙で我慢できる程度にまで上向いてくれないかなぁ。
著者: へた釣り