先週末は泊まりがけで母の通院などの用事のために大阪に行った。時間があれば大阪の釣り具屋に行こうと駅近にフィッシングマックスなんば店がある難波周辺に宿を取った。あまり時間はなかったが閉店ギリギリになんとか店内に。船釣りコーナーに見慣れぬ言葉が多数あり気になる。
高島屋なんば店の近くにフィッシングマックスなんば店はあった。閉店は21時。閉店間際に店に飛び込んだので、ゆっくりと見て回ることはできない。船釣りコーナーに絞ってチェック。東京の釣り具店では見慣れない、聞き慣れない言葉がたくさん並んでおり面白かった。瀬戸内海ではマダイをサビキで狙う。真鯛サビキという仕掛けとチョクリという仕掛けが売られていた。ハリスは6号。これで竿を大きく動かして誘って釣るようだ。秋のこの時期はワラサやサワラが混じることもあるみたい。マダイ狙いに6~10メートルの細ハリスを使う関東のマダイ釣りに比べると入門しやすい印象。ライトチョクリという仕掛けも売られており、ライトタックルでも楽しめる?
東京湾では金アジと呼ばれている根付きのアジは瀬戸内海にもいるようで、黄アジというそうだ。泉州、泉南と呼ばれる泉佐野辺りから船が出ているようだ。ポイントは淡路島寄りみたい。黄アジとともに狙える、回遊性のある45センチ以上の大アジを鬼アジと呼ぶらしい。3本針の胴付き仕掛けが売られていた。コマセを撒くのではなく、オキアミを装餌して釣る。ポイントは駆け上がりになっていることが多いそうで、底近くのアジの泳層を意識し誘いも兼ねてマメにタナ取りするといいそうだ。
瀬戸内海で釣りたい魚の1つが関西ではアコウと呼ばれるキジハタ。どんな仕掛けで釣るのかなと探したが見当たらず、代わりに見つけたのが「根魚ボッコボコ」という仕掛け。ボッコボコは滅茶苦茶に殴り倒すという意味ではなく、カサゴのことをボッコあるいはボコと呼ぶことがありカサゴを含む根魚用ということらしい。針のサイズが16号、18号なので大型のカサゴやハタ用と思われる。どこから船が出ているのかは調べてみたが分からなかった。
著者: へた釣り