食っても食ってもお刺身最強魚のカイワリがなくならないなんてうらやましいだろと誇らしげに書く気はない。むしろ同じ日に釣ったイサキやシロムツなどが腐ってしまいそうで弱っている。20センチ前後と25センチのカイワリ…体長ではわずか5センチの差だが身の量が全く違う。目測を誤る。
大好物のカイワリのお刺身なので、釣ってきた初日はそれこそ大皿にたんまりと造って、ほかの物は一切食わずに、晩酌しながらお刺身だけを食べた。身の旨みという点では2日目、3日目の方が玄妙な味わいが増すのは承知しているが、釣行当日のプリプリとした食感を楽しむのも捨てがたい。口の中にふわりと広がる脂の甘みを辛口の日本酒でと言いたいところだか糖質制限中なので焼酎で洗い流しながら食べる。毎日晩酌する習慣はないので2日目からはお酒なしで食べる。調理は妻に任せっきりなので、出てきた分を食べていた。
土曜日の夜からなので5日連続カイワリのお刺身が晩御飯。さすがにもうなくなる頃だろうと、「今日で売り切れ?」と妻1号に聞いてみると「何言ってるの? まだ2日分ほどある」とのお返事。今回釣れたカイワリは25センチ級がほとんどで、数釣りでできるレギュラーサイズの20センチよりも2周りほど大きかった。体長では5センチの差だが、身の量の差は思っていたよりずっと大きかったようで完全に目測を誤ってしまっていたようだ。
それでもカイワリは最後までお刺身で食べる。ほかの食べ方をするともったいないもん。で…問題はこの日釣れた他の魚たち。カイワリを食べ終えたらお刺身にしようと考えてサク取りまでしていたイサキ6匹は冷凍庫へ。シロムツもダメになってしまいそうなので冷凍庫に移した。イサキは塩焼きで、シロムツは天ぷらにするかアヒージョにする。カゴカマスは小さかったので干物にしてみた。脂の乗りはいい魚なのでどんな味になるか楽しみ。今週末は剣崎沖イサキも釣り物の候補だったが冷凍庫に良型にストックしてしまうと釣行しにくい。カサゴは計測サイズ以外はリリースしてメバルだけをキープするという方針で第17回かみやメバルカサゴ釣り大会に参加するのが本命かなぁ?
著者: へた釣り