竿はよく折るし、リールも頻繁に故障するしで、物を大事にしないヤツと思われがちだが、貧乏な上に貧乏性なので道具は大事に使っているし手入れもしているつもりなのである。今回は仕掛けに使う金具類のメンテナンスの話。そこまでやる?ってくらい手入れして長持ちさせようとしている。
メンテナンス用品として重宝しているのが超音波洗浄器だ。シーバス師匠からラインメンテナンスの必需品と言われて購入した。毎釣行後に使った分のラインをスプールに緩めに巻き取り、一晩真水に浸けて塩抜きしたあとで超音波洗浄器で洗浄する。すると、こんなに汚れてたんだ!!と驚くほどに汚れが取れて面白い。この方法なら春の濁り潮の植物プランクトンがべったりと付いたラインだって一発にきれいになる。伝説どころか何事も始まらなかった釣行後の汚れの落ち具合を写真撮っておけばよかったと後悔。
という風に釣行毎に超音波洗浄器を使っているので、ラインだけでなくほかの物もついでにきれいにしたくなるわけだ。サルカン類などの仕掛け用金具のメンテナンスもラインとほぼ同じ方法でやっている。一晩真水に浸けて塩を落としてから、超音波洗浄器へ。ラインとは違って目に見えるほどに汚れが取れるわけではないが金属の接続部の隙間に入り込んでいる汚れは取れているはず。乾燥したらベアリング入りのサルカンなど高価な金属パーツにはオイルを一吹きしておく。過ぎたるは及ばざるがごとしの可能性もあるが、今のところ針以外の金属パーツは、ロストするまで再利用し続けてもトラブルは起きていない。
著者: へた釣り