今シーズンからの主力リール「スティーレ100XG」が想像以上に手になじんだ!! 春の海ひねもすのたりマゴチかな釣行で魚信が遠く心折れそうなとき、その軽さと操作性に救われる。手にすっぽり収まるスタイルとジジジと音を発するリーリングは超楽しい。PGをオカワリしちゃうかも!?
手になじむリールは、人それぞれなんだろうけど、フィッシングショーで触った瞬間からこれは最高に相性の良いリールかもと感じていた。へた釣りは人より手がかなり大きい(ちなみに足のサイズも28.5センチあったりする)。少々武骨なデザインのリールでも手の大きさでなんとかなるのだが逆に小さくて軽量化されたリール(カワハギ専用のw)は店頭で何度も手に取ってみたもののどこかなじまなかった。スティーレはちょうどいい大きさとフォルムでしっくり手になじむ。へた釣りの手に合わせてオーダーメイドされたリールなんじゃない?(もちろんそんなわけはない)。
軽さについてはカタログスペック(145グラム)以上に軽く感じた。竿とリールが一体になっていて竿の重さの誤差の範囲内でリールの重みをほとんど感じない。手と竿とリールが違和感なく1つになる。これは結構衝撃的だった。あまり竿を動かさないマゴチ釣りですらこう感じたのだから、カワハギやタチウオなど常時竿を動かし続けることになる釣りでならもっと鮮烈にその恩恵を感じられるに違いない。6月から始まる剣崎沖のウィリーイサキもスティーレでやってみようかなぁと考え始めている。すべての釣りで試してみて置き換えられる釣り物は全部置き換えたい。それくらい気に入ってしまった。
細かいところでお気に入りなのがメカニカルブレーキのノブが落ちないことwww そんなとこ喜ぶ人いねぇよ!!と言われそうだがカワハギ釣りの大会中にノブがなくなってメカニカルブレーキの中身が落ちないように親指で抑えながらタタくなんて経験…できれば二度としたくない。SVSブレーキの使い方はよく分かってないがこれをうまく設定できるようになれば苦手な両軸リールでのキャストがもう少しは様になるのではないかと期待している。8個も調節用のブロックがある。取りあえず全部オンにしてから少しずつオフにしていくといいみたい。スタードラグがハンドルを回している最中に手にあたってドラグの設定が変わることがなさそうなのもうれしい。へた釣りの手は大きいだけでなく不器用で雑なので釣っている最中にドラグの設定が勝手に変わっていることがよくあった。
マゴチにスティーレ100XGを使ってみて抱えた悩みが1つある。XGでよかったのか?ってこと。マゴチは水深20メートル以浅ポイントで駄々っ子のようにジタバタと暴れる魚。XGよりはPGだったかも。ではタチウオは? 水深40メートルより深いこともあるからXGで正解? ドラグガチ締めのゴリ巻きファイトだからPGが正解? カワハギは仕掛けの回収速度(=エサを取られたときの手返し優先)でXGがよさそう? でも狙うはデカハギだしなぁ~。メバルはどうだろう? どっちでもOKかな? 意外とパワーあるしなぁ~と考え始めるとスティーレ100PGも欲しくなってしまった。こうなると我慢できる性分ではない……オカワリしちゃうかもwww
著者: へた釣り