バッテリーを持ちこむのは重いので電動リールの電源は船の端子から取ることが多い。アマダイに一途アピール釣行で電動巻き上げをオンにしようとすると液晶の文字が消えるというトラブルが頻発。船の電源の端子が腐食しているせいで電圧が足りないんだと思われる。対策は?
魚が掛かってない状態での仕掛けの回収でならのんびりと手巻きで巻いてくればいいが、魚とやり取りしている最中に手巻きから電動に切り替えようとしたら液晶が消えて、モーターがウンともスンとも言わなくなるのは相当あせる。アマダイ釣りだったのでそれでバラしたりせずには済んだが、これがドラグをガチガチに締めてフルパワーで巻き上げるのが前提のタチウオ釣りだったらと考えると恐ろしくなる。
電源オフの原因は船の端子が腐食しているせいで、電圧が十分でないためみたいだ。ワニ口クリップの位置をずらしたり、少し乱暴にグリグリとクリップを動かすと再び電源がオンになった。部分によって腐食が進んで電圧が足りなくなる個所となんとか大丈夫な個所があるようで、上下にずらしながら電源が落ちにくい場所を探すという面倒な作業を経て、電源が落ちないようにはなったが……。釣ってる最中にやって楽しい作業ではない。
抜本的な対策はやはり自前でバッテリーを持ちこむことだと分かっている。愛用していたFishingCUBE miniが故障したので、買い換えるならTsuchiya Worksの「FB-10R3」にしようと考えている。充電機込みで2万5000円。メーカー製に比べれば格安だし、へた釣りが持っている電動リールで一番電源を食うフォースマスター3000MKも適応機種になっている。2万5000円貯めるのに少し時間がかかりそうだけど、今のところほかに欲しい釣り具はないので意外と早く貯まるかも。
問題はバッテリーを購入できるまでの対策。端子とワニ口クリップの間にアルミ箔を挟むと電圧が安定すると書かれていたがどうもピンとこない。端子の表面が腐食していて、クリップをグリグリと動かすだけで電圧が回復することがあるのなら、ヤスリを持って行って、朝の釣りの準備のついでにクリップをつなぐ個所だけ端子を磨いちゃうというのはダメかな? 勝手にやると怒られる?
著者: へた釣り