人類の技術の発展は性交と戦争によってもたらされた。へた釣りのカワハギ釣りの発展はTKBによってもたらされる? 24日はTKB44ミナミ予選2戦目。そろそろ敵いようのない名人さんは勝ち抜けへた釣りにもチャンスがあるはず。ラバマックスを上から下から仕掛けで予選突破を狙うのだ。
カワハギ釣りは誘いだ? そんなことは分かっているが、誘いの巧拙を競う気はない。誘わなくてもカワハギが、それも良型カワハギが勝手に寄ってくるようにするのがへた釣りにとってのカワハギ釣りのテーマである。オモリを上下させるだけで抜群の集魚効果のあるアワビ貼りブレード、アミノ酸でドーピングしてアサリの臭いを増し増しにするハギポン。両方とも誘いが下手でも釣れるように考えた愚策である。2015年は花火やヒラヒラスカートなどのゴム製集寄にスプレーすると、味と臭いと夜光とUVが付加されるというマルチスプレーのラバマックスが加わった。
ラバマックスによる集魚効果をさらに高める仕掛けを作ってみた。買ってきたのは「紅牙 タコマラカスベイト(蜜柑)」と「ファインラバー (ブルーパールレッドスポット)」。いずれもタイラバ用のパーツなのでラバマックスとの相性はよいはず。これらをカワハギの仕掛けの上部に付けて、上からも下からもラバマックスでアピールしちゃおうという作戦。タコマラカスベイトは幹糸に直接通してビーズで固定してみた。潮受けは少ししちゃいそうだけど、魚信がとりにくくなったら中オモリを追加して対応するつもり。
ファインラバーは小型のスナップサルカンを幹糸に通してビーズではさんで固定してみた。こちらはラバーを取り外し可になっている。スナップにクラゲを引っかければ、生体集寄くらげ星の実験にも使える。空中で振ってみたが、スナップの遊びがある分、ヒラヒラペラペラと不規則に動きまくってなかなかいい感じなのではないかと思われる。イヤガラセのような仕掛けという点では、タコマラカスベイト版よりファインラバーの方が明らかに上のように感じたので、TKB44ミナミ予選2戦目の先発はこの仕掛けかなぁ? もちろんラバマックスをたっぷりスプレーしてから投入する。
著者: へた釣り