東伊豆を含む相模湾でのアカムツ連続ボウズ記録を9に伸ばす。ここまで釣れないと向いてないからや~めたとなるはずだが、東京湾でも外房でも釣れているので見切り時を完全に見失っている。本命が釣れなくても美味しいクロムツがお土産になるので釣りとしては成立しているせいでもある。
1つの区切りともいえる第10戦目に挑む前に、これなら釣れるかもという気分になれる愚策が何かないものか。探してみると馬鹿によく見えたのが「手づくり 喰わせ アカムツウイリー」というアピール度抜群の針。特殊な蓄光糸とウィリーをホタ針に巻いたもので、水中ではオキアミや深海エビのように見えるんだそうだ。エサを付けてもいいしエサを付けなくても釣れると書いてあった。中深場にはスミヤキやバラムツなどのナワキリと呼ばれることすらある歯が鋭い魚がいるし、いい確率で混ざって釣れるクロムツだってその歯はなかなか侮れない。ウィリーなんてすぐにボロボロにされてしまうのでは?という不安はあるが、9連敗中の魚である。なにか秘密兵器っぽい物を投入しないと次も釣れる気がしない。2本入りで2400円。これまで買ったことがあるどの針よりも高いが、アカムツが1匹釣れて連敗を止められれば安いもんである。
著者: へた釣り