アジ釣りでよく乗る新山下・粂丸と京急大津・いなの丸で配布されるエサはアオイソメのみで赤タンを使いたければ自分で用意する。気に入って使っていた赤い「超ソフト エサダマ」が最近なぜか入手困難で、代わりに「紫外線イカS」という赤タンを使ってみたが外れやすくて困った。
アジ釣りで針に装餌する赤タンは米粒程度の大きさがよいと思う。船宿で配られた赤タン1粒を半分か、ときには4分割して使う。このくらいの大きさの方がアジの食いがよいし、バラシも減るように感じる。欠点は小さい分脆くてアジが食ってくると針から外れやすいこと。紫外線イカも同じサイズに切って使ってみたが船宿からもらえる赤タンよりも柔らかくて1匹釣ればいい確率で取れてしまった。手返しが良いという赤タンの利点を失ってしまう。少し大きめの赤タンを装餌するしかなかった。
赤タンを硬くする方法を調べてみると、他の餌と同様に塩にまぶしておけばいいようだ。スーパーなどで売られているいかそうめんを使えば包丁が苦手なへた釣りでも赤タンを自分で作れそうなことに気付く。いかそうめんを米粒より気持ち大きめにハサミでカットして、塩にまぶして冷蔵庫でしばらく放置(少し縮むはず)。望む硬さになったら塩を払ってこれ以上締まらないようにしてから食紅で着色する。再度冷蔵庫に放置し表面に色が付いたら余分な食紅を拭き取る。1日に使う分ずつタッパーに小分けして冷凍保存しておけば好みの大きさ&硬さの赤タンを釣具店で買うより安く自作できそう。
著者: へた釣り