全然釣れないオニカサゴの最後のチャレンジ(悪あがき)がカツオのハラモ。注文してあった人間様カツオのハラモが届いたんだけど、箱を開けてみてガックリ。銀色の皮が食べやすいように削がれてしまっているような……これでは餌として使えないかも? 自分で食うしかないのかなぁ。
オニカサゴの特餌は?と聞くと多くの人に勧められたのがカツオのハラモ。身が重要なのではなくキラキラ光る銀色の皮の部分を使えばいいと教えてもらっていた。釣り具店ではなかなか見つからずようやくネットで見つけたのが「無添加 東沖戻り鰹のハラモ(ハラス)5枚」。写真では銀色の皮がしっかり残っていたので大丈夫だろうと判断したのだが……届いた物は皮が削がれた物だった。それ以前に…ん? 「天日干し」って書いてある。これって干物? 干物でも餌になるのか? どうしてオニカサゴ釣りってこんなトンチンカンなことばかり起きるんだろう。
送った方に非はない。少しでも食べやすいようにと丁寧に加工してくれたんだと思う。わざわざ生産者を訪問し「『顔』だけでなく、『こころ』も見せていただきます」というこだわりのショップなのだ。そんなお店で買った物を魚の餌にしようという了見がそもそも間違えているのである。干物で釣れる?という不安はあるが、銀色の皮が多めに残っている物だけ取りあえずオニカサゴの餌として使ってみようと思う。
オニカサゴの餌は視覚的なアピールが重視されているが、臭いは効果がないんだろうか? 青魚に多く含まれているアミノ酸を調べてみたのだが、持っていない物が多すぎる。となると、ニンニクパワーで勝負しよう。カツオとニンニク……カツオのタタキの組み合わせなので、美味しくないはずがない(←この発想は絶対に間違いw)。釣行前日に解凍してニンニク漬けにしてみることに。今週末のウルトラ五目にも少しだけ持って行って一度試してみようと思っている。
著者: へた釣り