フォースマスター400の値段に店舗と通販では6000円近く開きがあるため、お世話になっている店員さんには申し訳ないが通販で買うことになるかなと書いたら、セールまで待てば値段の差がなくなると教えてもらう。お金も貯まってないしすぐ使う予定もない。セールまで待てが正解だね。
最近、釣り具以外のお買い物はAmazonを中心としたネット通販で済ませることが多い。買う物が決まっている本やCDなどは100%Amazonで購入するようになっている。検索しやすく送料もかからないので、ケチなことを書けば、お店への往復の交通費と買い物に要する時間がセーブできるので、経済的にもお得だと認識している。釣り具が例外なのは、釣り具店で未知の釣り具との偶発的な出会いを期待しているからだ。リアクションバイト(衝動買い)が大好きなので、釣り具店に行けば、必ずと言っていいほど何かしらの収穫がある。リアクションバイトに至らなくても、顔見知りの店員さんとお話することで、新しい釣りをするきっかけになったり、注目の釣り具の情報に触れることができる。これも立派な収穫だ。
昔は書店でもCDショップでも偶発的な出会いが発生していたよなぁと思い起こされる。Amazonが提供する「よく一緒に購入されている商品」「この商品を買った人はこんな商品も買っています」は買い逃しを避けるために非常に優れた機能であると思うが、所詮は同じ商品を買った人の消費行動の分析(というほど大層なもんではない気もする)結果の羅列。偶発的な出会いはあまり期待できない。これはGoogleADに代表されるネットワーク広告でも同じで、インタレストマッチと呼ばれる広告配信の最適化は偶発的な出会いを引き起こさずむしろコンテンツや情報への接触を限定しているとすら感じることがある。
30代くらいまでは毎日通勤途中にある書店に行っていた。気になる新刊をペラペラとめくるのが日課であった。ペラペラとめくって気になる度合いが増したら10ページくらい立ち読みし、興味が深まればレジに持っていく。Amazonにも「なか見!検索」はあるけれど、ペラペラとめくるという感覚には至らない。偶発的な出会いではなく、10ページ立ち読み機能でしかない。購入を検討する俎上に上がってから初めてなか見!を確認する。買うことを決めるためというよりは、思っている通りの内容かを確かめ、期待外れの本を買わないためにこの機能を利用している。シリーズ物の続刊を買ったり、著者買いするには本当に便利なのだが、新しいジャンルや著者の本を読む機会が減っている。Amazonだけのせいとは言わないが、読書量が減ったwww
釣り具の話に戻る。ブログなんてもんを書き、釣り具を紹介したときのリンク先をすぐ購入できるようにネット通販のページにしているくせに、偶発的な出会い、思わぬ収穫をもたらしてくれるリアル店舗の方が好きなのである。思いついたらすぐに買える、レアな商品もすぐに探せる、リアル店舗に比べて販管費を抑えられる分価格が安い通販も併用はしている。フォースマスター400は、既に吟味を重ね購入する意思を固めた商品なので、ネット通販の安さを優先しようと考えていた。
「サマーセールまで待てば、店頭価格の10%OFFになりますよ~」とSNS経由で何人かの人に教えてもらう。へた釣りが上州屋で買い物することが多いのを知った上で「上州屋にもサマーセールあるはずですよ~」なんて情報まで。フォースマスター400の店頭での価格は4万9980円のことが多い。これから10%引きだと4万4982円。ネットで最安値のお店の価格に送料と振り込み(代引き)手数料を足した価格との差は数百円でしかなくなる。この価格差なら、迷わずいつもお世話になっている上州屋・渋谷店で買う!
へた釣りはセールという物をあまり意識したことがない(相変わらず上州屋からセールの案内来ないしw)。サマーセールっていつからいつまでだよ!と調べてみると、昨年だと7月5日~8月19日と約1カ月にわたって行われていたようだ。何年か分確認してみたが、毎年7月上旬~8月中旬までセールが行われていた。6月はイサキとメバルの予定なのでフォースマスター400の出番はない。7月にカイワリ五目遠征すれば、それがフォースマスター400の最初の登板機会となる。サマーセールまで待つのが正解だね♪
著者: へた釣り