11月1日に鹿島沖で解禁となり12月1日から全面解禁となるヒラメの話題で盛り上がりつつあるが、へた釣りがヒラメ釣りをしたことがある伊豆では禁漁期間がないようで、釣果報告が届いている。船中5、6枚平均でいい日は10枚超えしている。11月後半に一度参戦するために新兵器を物色。
竿、リールといったメインの道具は昨年の物を使う。竿はがまかつの「タイドスター50-300」。マダイ用の竿だが、ヒラメもワラサも、根元から曲がった方がいい釣りは全部この竿でやる。昨シーズン2匹はヒラメが釣れているので問題ないはず。少々船が揺れても竿が吸収してくれてタナが呆けないので気に入っている。リールはイサキ釣りでPE2号を巻いて使っている「SC小船800XH」をPE4号に巻き換えて使う。ハンドルが握りやすく大物とのやり取りで力が入りやすいので、イサキ釣りには大仰すぎるがヒラメ釣りならちょうどいい感じだと思っている。
今シーズンのヒラメ釣りのテーマは魚信に対する針掛かり率を向上させること。昨シーズンの最終戦なんて、6回も魚信があったのに1匹も獲れなかった。下手でゴメン! イワシ惨殺写真集なんて原稿を書いたが、内心は相当悔しかった。針掛かり率をアップさせるために、孫針をトリプルフックにするつもり。さらに、孫針をきちんと正しい方向に打つためにがまかつの「泳がせヒラメ」という針を買った。3本針のうちの1本が逆さを向いた小さな針になっており、餌のイワシに負担をかけずに正しい方向に孫針が打てる。孫針をちゃんと打つと、ヒラメのエラの部分などに掛かりやすくなり、針掛かり率が上がり、バラシ率が下がると聞いたのだが、効果のほどは?
もう1つ。これを使うとヒラメの魚信が増えるよ~と教えてもらったのが「蛍光剤入り紫外線スプレー(活きエサ専用)」。スプレーで吹きつけられる液体で、これをイワシに吹きつけて5秒くらい太陽光に当ててから、海中に入れると、紫外線に反応して光るイワシができちゃうという寸法らしい。効果があるのかどうかは……知らないw でも1000円くらいのものだし、「魚信が増えますよ~」と教えてくれた人はへた釣りよりもたくさんヒラメを釣っていた人なので、騙されたと思って買ってみよう。鰯の頭も信心からが散財の基本方針なのである。
著者: へた釣り