品川・中金のシロギス船での釣果は67匹。でも、後半、ほかの人が釣れなくなってきてからペースアップできたので、ひょっとしたらシロギス釣りうまくなってる?という手応えをつかみつつある。手持ち竿は束ペースを出せているので、問題は置き竿。中金の増尾船長がヒントをくれた。
同じくらい活性がよければという条件付きだが、手持ち竿の釣果は57匹。前半に比べ後半は明らかにペースアップしたので、最初から調子を出せればおそらく70匹くらいは1本の竿でいけそうな気がする。置き竿の方で30匹釣れれば夢の束釣りなわけだが、1本は手持ちで1本は置き竿という概念がそもそも間違いのようだ。増尾船長いわく「潮の向き、釣り座にもよりますが投げて誘いを入れてから置き竿にするとアタるので片方の竿を置き竿でなく交互に置き竿にするとグンと数が伸びます」ってことらしい。言われてみれば二束名人の動画でも、2本の竿を交互に誘っては置きを繰り返していたことに思い当たる。
シロギス釣りの場合、船はパラシュートアンカーを舳先から入れて、船を流しながら釣る。船はゆっくりトモの方を前にして進んでいくことになる。とすると、トモから仕掛けを斜め後方にキャストして、探るという釣り方を2本で繰り返せば……。潮が速い場所での投げ釣りではキャストした複数本の竿を入れ替えながら探るという方法があるが、同じことを船の上からできるようになるはずだ。これなら手持ち竿の釣果の2本分を狙えるようになるかも。次回のシロギス釣りはトモに席を確保しようと決める。
ただし、増尾船長のアドバイスの続きは「置き竿にしておくとエサだけ取られてしまうような日や置き竿が全くアタらない日は片方の竿に集中したほうがいいです」なので、シロギスの活性のよい日が束釣りの条件なのは間違いない。
著者: へた釣り