世界一旨い魚を目指して人工交雑、養殖技術の確立が進められいるカイワリ×アジをかけ合わせたハイブリッド魚。近々、名前が決まり流通も始まるそうだ。カイワリ大好き君としては是非とも味わってみたいが、流通量はそれほど多くはないだろうから、へた釣りの口に入るのはいつになる?
カイワリ×アジの映像を見ると、カイワリというより少し体高のあるアジに近い感じだった。ニュース番組で食レポもされていたが、カイワリのというより脂の乗りがよいアジの感想に近い感じだった。「世界一旨い魚にはまだなっていない」と関係者が語っていたので、もっともっと美味しくなっていくんだと思う。調べてみると、養殖に適した人工交雑魚はカイワリ×アジが初めてではなかった。ブリとヒラマサの交雑種のブリヒラは、ブリのうまみにヒラマサの歯ごたえと美しさを兼ね備えた品種であるらしい。ほかにもクエとハタ科の大型魚タマカイを交雑させたクエタマなんて品種もいるみたいだ。クエの養殖では出荷サイズの2~3キロに育つまで4~7年掛かっていたが、クエタマは成長が早く2~3年で出荷サイズまで育つらしい。
著者: へた釣り