こてこて系大阪人の自虐ネタを見られるので「秘密のケンミンSHOW極」という番組をたまに見る。この前は高知の特集でなすのたたきが紹介されていた。しょうがや大葉などの薬味以外に焼いたアジの干物をほぐして乗せることもあると知り気になる。アジの干物はそうめんの薬味にもいい。
なすのたたきは素揚げしたナスを斜めに切ってお皿に盛り、ポン酢を回しかけるカツオのたたきのナス版のような一皿。薬味もネギ、ショウガ、ミョウガ、大葉などを刻んだものと、タマネギをスライスした物をこれも素揚げしてかける。これだけで十分に旨そうだが、アジの干物を焼いた物をほぐして薬味に加えるとさらに美味しいと紹介されていた。アジの干物なら夫婦で束釣りをしたばかりなので売るほどはないが、冷凍してストックしておかなければいけないくらいはある。近々、作ってもらえる約束なので楽しみ。
へた釣りは汚すからという理由で台所を使うことを禁止されているが、お湯を沸かすのと麺類を茹でるのは許可されている。アジの干物を使ったレシピでほかに気になったのがあじそうめん。へた釣り家ではそうめんの薬味は錦糸卵、ミョウガ、ゴマあたりが定番だが焼いたアジの干物をほぐしたものをそうめんつゆに入れると大変美味しいそうだ。そうめんは茹でられるので、妻に干物を焼いておいてもらえばお昼に自分で作ることができる。旬のアジと夏バテした胃に優しいおそうめん…作るしかない。
著者: へた釣り