松輪間口港・八兵衛丸でクロムツが大漁していたので釣果ブログを確認すると「今が時期のクロムツ」と書いてあった。1年通して脂ノリノリの魚だが、それでも旬ってあるのかな?と調べてみたら、3~5月が産卵期らしく、産卵前の卵はムツコと呼ばれ煮付けるとたいそう美味しいそうだ。
あれ? 抱卵しているクロムツなんて釣れたことあったかな?と釣行記で釣果を確認してみるとクロムツの釣行は1月、2月がほとんどで産卵期とされている3月から5月に釣れたことは一度しかなかった。抱卵していたかもという目で写真を見ると心なしかお腹がでっぷりしているように見えるが、妻から真子が入っているという報告はなかったので気のせい? オスだった可能性もある。ムツコは表面の血管に傷を付け、薄い塩水の中で血抜きをしてから筒切りに。それから煮付けるとくるりとはぜて卵の粒が飛び出してくる。プチプチとした食感が楽しく、薄味で煮てもたいそう美味しいそうだ。
著者: へた釣り