血糖値に気を使わなくてはいけない身なので、お正月のお餅は控えめにしないといけない。お餅の代わりにと数年前に紅(皮付き)白(皮なし)で焼いたアマダイの身をお雑煮に入れてみたところこれが想像以上に美味しくて、へた釣り家ではお正月の味として定着した。子供たちにも大人気。
大阪出身のへた釣りにとってお雑煮といえば、白味噌仕立て。具はお餅以外に八つ頭、金時人参、雑煮大根。お餅は焼かずにそのまま鍋に入れて柔らかく煮る。血糖値の問題が発生するまでは正月三が日で毎日お餅を6個ずつ(お餅を2個ずつ入れたお雑煮を3杯ずつ)食べていた。お正月にしか作ってもらえないものなので毎年食べられるのを心待ちにしていた。お餅の代わりにアマダイの身を入れることで、お餅は制限されているが大好物の白味噌のお雑煮を食べられる。アマダイは西京漬けにすることもあり、白味噌との相性は抜群だ。へた釣りにすればお餅の代わりであるが、お餅がそれほど好きではない子供たちにもお餅より美味しいアマダイということで歓迎されている。釣り納めのアマダイはボウズは許されないのである。
著者: へた釣り