魚を触るのが苦手だ。小さい魚なら大丈夫だがカンパチからカブラを外すのに一苦労した。お腹を掴んでペンチを使ってがっちり掛かっている針を外す。上手に外さないと安くはない土佐カブラの魚皮が千切れてダメになってしまう。マゴチやクロムツも針を外すのにいつも苦労している。
おっかなびっくり触るからダメだとよく言われる。魚が動けないようにしっかり握れば針を外すのなんて簡単らしいのだが、10年以上釣りをしてきて魚を掴んで針を外すのが苦手なままなのだからたぶんもう治らない。「DRESS フックリリーサー」が実売で3700円超と少し高いのだが、すごく良さそう。「強靭なステンレスと強化樹脂で錆にも大型魚にも強い!」ので、青物やマゴチはもちろん、歯が鋭くできれば口に指を近づけたくないクロムツなどから針を外すのに使えそう。シングルフックだけでなくジグヘッドフックにも対応しているのでカブラを痛めずに針を外せるはず。「飲まれた針も外せるスリムな先端」とのことなので、カイワリくらいの口の大きさがあれば、カブラが口の中に入ってしまってもペンチを使わずに外せるのではないかと期待している。
著者: へた釣り