ブログを始めるきっかけになった魚にして、飽きっぽいへた釣りが10年も釣りを趣味として続けられているのは、カイワリを釣りたい&食べたいから。コロナ禍のせいで2021年は2釣行しかできていないが、105日ぶりに食べたカイワリのお刺身…最高だった。写真で美味しさ伝わるといいな。
105日ぶりのカイワリプチ遠征はあわやボウズで痺れたよ~釣行は、ラスト20分までカイワリらしき魚信が一度もなく、ボウズを覚悟した。宇佐美へのプチ遠征でカイワリが釣れなかったのは2019年3月(天秤が折れてまともに釣れなかった回を除く)が最後。たくさんは釣れなくても宇佐美にプチ遠征してカイワリにありつけない可能性があるとは考えていなかったので焦った。釣れないのも悔しいが、それ以上に食べられないかもと考えると気持ちが沈む。そんな魚ほかにはいない。
カイワリのお刺身は1日寝かして釣行翌日の夜に食べるのが最高だ。身にほどよく脂が回って、刺身にすると表面がうっすらと光り始める。歯を軽く弾くような食感と旨味が両立している。口に運ぶと脂が蕩けて旨味を口の中に撒き散らす。アカムツのことを白身のトロと呼ぶことがあるが、カイワリも白身のトロの1つに数えてもよいと思う。辛口の日本酒と合うのがうれしい。日本酒で口の中をリセットしながら27センチのカイワリ1匹分をペロリとたいらげる。澄み潮が直ったらまた行く。
著者: へた釣り