あの歯とあの目…どうにも意思疎通できる気がしないタチウオ。今年も夏タチウオが本格化し、富津沖の浅場で数釣りが楽しめるようになってきた。魚信はあるけど掛からないと思ったら海面近くで仕掛けを回収しようと誘いをやめると餌を引っ手繰っていく。よく分からないから面白い。
テンヤ面白いのにやらないんですか?と言われるが、タチウオ釣りはテンビンで既に迷宮深くに完全に迷い込んでしまっている。テンビンで釣れないからテンビンは諦めてテンヤをやってみようなんてことを考えると、迷い込んでドツボにハマったまま抜け出せない迷宮が2つに増えるだけ。まずはテンビンで人並みに釣れるようになることを目指す。浅場のタチウオは掛かった瞬間の暴力的な引きが面白いので釣れているうちに行っておきたい。
写真で確認すると、10メートル以浅で釣れているタチウオは指2.5本くらいの小型の物中心だ。50メートル前後を狙っているテンヤタチウオでは数こそのびないが、8割方はメーターオーバーということは指4本級(※へた釣りは指太い)が釣れているようだ。東京湾の夏のタチウオ釣りは型狙いのテンヤ、数狙いのテンビンに二分化されていくのかな? ルアーもあるから三分化? テンビン→テンヤタチウオリレー船が出るのなら釣り比べは体験してみたいかも。
著者: へた釣り