6月はウリンボサイズはほとんど混じらないので、釣ったイサキはほぼ全部お刺身でいただく。大中小混じりなら初日は小。プリプリと歯を押し返してくるような弾力を楽しむ。2日目は中。1日寝かせると食感がほどよくなり旨味が出てくる。3日目は大。脂ねっとりお口でトロけるぅ♥
イサキは毎年釣っているので妻も慣れたもの。お願いしなくても魚を大きさで仕分けて、美味しいタイミングで出してくれる。毎回、尺級がいるとは限らないが、大きなイサキは3日目から脂が身から滲みだすように熟成し、見た目で脂の乗りが抜群なことが分かるようになってくる。食感のよさもしっかり残っているので、まさに食べごろを迎える。4日目からは脂はそのままだが食感が少し柔らかくなっていく。日本酒を開けて尺級5匹込みで21匹の祝杯をあげるのはこのタイミングしかない。お刺身は4日めまでで残ったものは塩焼きにして食べることが多いが…そんなにたくさん釣れることは滅多にない。
著者: へた釣り