へた釣りでもクーラー満タンが狙える稀有な釣り、金沢八景・一ノ瀬丸の遠征ウィリー五目が9日より開幕する。洲の崎沖~沖の瀬でイサキやオキメバルを中心にカイワリ、チカメキントキ、アカイサキなどが混ざる。この数年いい目に遭えてないが、大好きな釣り物なので仕掛けを準備中。
海水温の関係か、それとも潮か、洲の崎沖~沖の瀬にいる魚は毎年同じとは限らないようで昨年は伊東船長いわく「オキメバルは絶滅危惧種」な状態であった。代わりに洲の崎沖でマダイを狙ったりしたが、今年はマダイもというアナウンスは出てないのでオキメバルの復活に期待したい。湾奥で釣れるメバルで25センチ以上というと希少な一尾だが、ウスメバルの群れに当たればそんなサイズのメバルが鈴なりになって釣れる。メバルの煮付け好きとしてはすごくうれしい。
カイワリやチカメキントキも数年前に比べると釣れる頻度は下がってしまっているが、代わりにイサキはコンスタントに釣れるようになった。昨シーズンはなぜかイサキしか釣れず五目にはほど遠い釣果だったが、速く鋭いシャクリに反応するカイワリやイサキを意識しすぎて枝スを5センチと短くしすぎたせいではないかと疑っている。今期は枝スを10センチと長めに取った仕掛けで挑む予定。ある魚種をたくさん釣るのではなく食べて味のバリエーションを楽しみたい。シャクりの強さや待ち時間を変えて最低五目、できれば八目くらい釣りたい。
著者: へた釣り