シマアジは釣れずメジナとイサキのみ釣行はシマアジは船中0だったので諦めがつく。一方で深場の勇者様が良型イサキを釣っていたとき、どうしてへた釣りの竿には一度として魚信がなかったのかということに悩む。フロートの有無の差ではないかというのが勇者様の分析。試してみるか!!
釣りの上手な人と釣行すると「有意に差がある」と感じる事象に遭遇する。何かあるなと聞いてはみるが、何が差を生んでいるのかは教えてもらえないことが多い。釣り方の工夫を隠さず教えてくれるのが深場の勇者様。へた釣りの方がスティ時間が短かった(へた釣りは最大5秒、勇者様は10秒以上)という差はあったが、ほかに「もしかして」と教えてもらえたのが、針の重さを相殺するフロートビーズを使っていたこと。真鯛針は軸が太く重いので、フロートを使うことでコマセと同調しやすくなるんだそうだ。
ささめ針の「真鯛フロート」が針のサイズごとにフロートの大きさが表示されており、針の重さを消すという点では使いやすそうだ。シマアジ釣りで使っていたのはマダイ針の9号だったので、「SS」サイズがちょうどよさそう。カイワリ五目や遠征ウィリー五目の空針にもケン付真鯛(ナノスムースコート)の7号を使うことが多いので「SS」サイズなら流用できそう。「潮がいかないとき効果あり」との説明もある。全部の仕掛けに装着する必要はないのだろうが、食い渋り時の対策として1組、2組は真鯛フロート付きの仕掛けを用意してみようと思う。
著者: へた釣り