不器用なくせに自作好きという困った人だ。自作好きの理由の1つに安くあがるからというのがある。100円ショップでUVレジン液を発見。これに蓄光顔料パウダーを混ぜれば好きな色でチモトを装飾できるようになるのでは? 釣具店で買えるUVレジンに比べて大幅にコスト減できちゃうかも。
チモトを夜光のUVレジンで補強し、蛍光オレンジで目玉を描くというのがへた釣り印のウィリー仕掛け。ウィリーを巻いてある針の軸の部分が胴体、ウィリーの末端の切り残す部分は尻尾、ティンセルを軸に巻きこんであるので脚に見立てている。頭も目も胴も尻尾も脚もあるアミエビを模した疑似餌になるように作ってある。そんな手間ヒマかけて効いてるの?と言われると返事に詰まるが、カイワリにしてもイサキにしてもオキメバルにしてもこれで釣れてはいるので鰯の頭も信心から。信じる者が救われる。
凝りすぎていてあまり量産が効かないのがこの仕掛けの欠点の1つで、オマツリなどが連発して仕掛けを大量にダメにすると一週間では補充が間に合わないこともある。もう1つ……市販の仕掛けよりは安い物のチモトの加工などに結構コストがかかるのが問題だった。100円ショップをプラプラしているとUVレジン液が売られているのを発見。透明な物かラメ入りの物しかなかったが、蓄光顔料は5色セットで1000円以下で買える。
蓄光顔料というパウダー状の塗料を混ぜれば夜光のUVレジン液になるようだ。大幅にコストダウンできるので試してみる価値はある。今使っている東邦産業の物は「超高輝度&連続8時間発光」とあるので性能的には釣り用の物の方が優れているのかな? でも色を混ぜてみたり、ラメを施してみたりと遊ぶ余地が増えるので自作の方が楽しそうではある。
著者: へた釣り