チドリ式という天秤を勧められることが多く少しずつ増えてきた。この天秤の最大の欠点は形が非常によく似ているのでどれがどれ用の天秤だったのかさっぱり分からなくなるってこと。名札を付けて整理しよう。メモを残しておけば持って行くのを間違わないしロストしても買い直しやすい。
売られているときは天秤の軸に型番と対象魚がイラスト入りで描かれているので非常に分かりやすくて買いやすいのだが、このタグを取ってしまうと、どれがどの魚用の天秤だったっけ? と悩むことになる。例えばアマダイ用に買った305式SH型天秤と305式S型天秤。じっくり比べればアームの弾力に差があると分かるものの非常に紛らわしい。SH型はウィリーで使っても好釣果だが、S型はアームが柔らかすぎてウィリーには向かない。持って行き間違えると結構致命的だったりする。
用意するのは名札と防水メモ、油性のペン。いずれも100円ショップ(ダイソー)で買える。まずは買ったときに付いていたタグの型番と対象魚を書き写しておく。オモリを付けるスナップに付けておけば、どれがどの魚用の天秤だったかを間違うことはなくなる。さらに釣りをしている最中に気付いたことのメモを書いておく。先の例だと305式SH型天秤には「ウィリー○」と書き込んでおく。「タチウオ浅○」なんて風に釣れた条件を記録しておくと天秤選びが楽になる。
名札システムのいいところは実はもう1つある。釣っている最中は名札は当然外してあるので、根掛かりなどで天秤をロストしても名札は手元に残る。実績があり気に入って使っていた天秤を買い直すのに正確に型番を分かった上で購入できるし、店頭に在庫がないときでも取り寄せをオーダーしやすい。名札が残っていれば釣果メモも続けることができる。
著者: へた釣り