台風12号が消滅し北海道遠征への不安はなくなった。あとは思う存分釣るだけだ。年に数度しかやらない釣りなので、試してみたいことがあれこれと。標津沖の小突きカレイでは両天秤仕掛けを使ってみたかった。「寄松式両天秤」の評判が大層よさそうなんだが、入手方法が見つからない。
寄松式両天秤は盛岡市にあるイ―ハトーヴ釣具店で扱いがある商品のようで、東北の釣り番組や雑誌でよく紹介されている、カレイが釣れる天秤であるらしい。寄松式の寄松さんは東北カレイ釣りの重鎮で数々の大会で優勝している名人さんであるそうだ。東北の船上ではこの両天秤を使っている人を結構見るとあるので、カレイ名人ぞろいの東北沖で評価されている仕掛けだと思われる。今年もイ―ハトーヴ釣具店には新バージョンが並んでいるようだ。同店はオンラインショップも開設しているので入手可能?と喜んだが、ネットでの取り扱いはなかった。
昨年の標津沖カレイでは日陽丸の船長も操船の合い間に竿を出していたが、そのとき船長が使っていたのが両天秤の仕掛けだった。普通に考えれば全長60センチ程度と短いとはいえ吹き流しの仕掛けの方が餌の動きが自然になるので有利と思っていたのだが、船長はこちらが魚信を出せないときもカレイを物にしていた。海藻の切れはしなど海底に仕掛けや針に絡む浮遊物が多いのが標津沖の特徴。両天秤に短いハリスという船長の仕掛けの方が浮遊物に邪魔されずにカレイにアピールできていたってことのような気がする。となると、両天秤仕掛けを使ってみたくなる。できれば、評価の高い寄松式両天秤を使ってみるのが希望なのだが……釧路に行くのに盛岡経由ってのはないよなぁwww
著者: へた釣り